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ここは、「扉頁子供の教育」章の「人間の成長」節です。


子供の教育 人間の成長
Growth of human being

3種類の成長
  日本語では、肉体、知恵、精神の成長に対して、「発育」、「学習」、「生長」と言う単語があるそうです。ごっちゃで使われる場合も多いですが。
  この3つをバランス良く行う事が、教育の本質にあると考えております。
肉体と知恵と精神の連携性
  精神と肉体と知恵が互いに関連し合っている事は、容易に体感できます。ある要素が成長したら引きずられて他も成長し、一方ある要素が成長を妨げられるとそれは他にも影響する、と言う事も解ってきました。
  勿論、生物である以上、肉体の健全な発育は欠かせません。その上に、学習と生長が乗って、人間らしい成長を遂げるのです。人間ですから、知恵より精神がより重要と言えるでしょうか。
成長と音楽との関係
  音刺激は耳から入り、延髄⇒中脳⇒間脳⇒大脳と脳を縦断します。どこでどう言う反応が起こるかは複雑です。
  音楽は、鑑賞と言う観点からは、主として精神‥‥大脳に関わっている様に思えます。しかし延髄、中脳、間脳でも反応が起きているので、音楽はきっと生理的な作用も大きいはずです。音楽は肉体、知恵、精神のいずれにも作用しているのでしょう。そのメカニズムは興味深いですね。

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