聴覚の3つのレベル |
聴覚は、物理的に音を聞く第1レベル(鼓膜〜聴神経)、生理的に音を認識する第2レベル(聴神経〜大脳皮質)、心理的に音を感じる第3レベル(大脳皮質内)から成ります。 医療への音の活用は、第2、3レベルの話になります。可能と考えられている一方で、詳細はまだまだ解ってません。 |
聴力試験: | 音程を用いて、主としてレベル1を調査します。 広域音程試験、特定音程試験、音色試験があります。 |
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聴感試験: | 音色を通じて、主としてレベル3を調査します。 雑音試験、打撃音試験、定常音試験、楽音試験があります。 |
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各レベルの聴覚を検査する方法として、大きく次の2つの試験方法があります。 以前はこの章で取り扱う予定でしたが、サイトカノンの聴覚の世界で実施する事に致しました。生体医学的説明はThe Life Stationをご覧下さい。 |
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音と音楽 |
以前はこの章で取り扱う予定でしたが、サイトカノンの聴覚の世界で実施する事に致しました。「音とは何か」、「音楽とは何か」の章をご参照下さい。 ほんの概要を説明しますと、音は媒体(空気)の基本振動(正弦波)の集合体であり、音楽は音の時空間的配列です。私達ピアニストは、主としてピアノ音の時空間的配列を、その時々の感情を込めて再配列する作業をしています。 |
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音楽とリズムに乗って、歌ったり、打楽器を鳴らす高齢患者さん。 |
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一人一人名前を呼びながら対話し、一緒に歌を歌いました。 |
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