生物は何からできているか |
私達の体は、細胞で出来ています。細胞は、遺伝子(蛋白質)により作られます。遺伝子は、分子で出来ています。 自分で活動できる物体を、生物と言います。細胞は自分で活動できますが、遺伝子は細胞の中にあって初めて活動できます。遺伝子は、活動する為のエネルギーを、細胞から貰っているのです。即ち、遺伝子は生物ではなく、生物の最小単位は細胞です。 ミドリムシやゾウリムシは、生きてるんです。勿論、私達が生きてますし、私達の細胞も生きています。インフルエンザウィルスは、遺伝子だけなので生き物ではありません(会報第1号をご覧下さい)。 |
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生物は然るべき性質 |
生体の医学的な特徴は、@外界としっかり境界で分かれている事と、A活動する事です。活動の本質は「変化する事」ですが、中でも生物的な変化は細胞分裂。 細胞分裂の際に、新陳代謝し、場合によっては成長・進化します。変化は、生物が生命維持の一環として、環境に適合する事とも言えます。ロボットにこれができない事は、「鉄腕アトム」で手塚治虫さんが主題にした通りです。 |
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生物がすべき事 |
生物は、活動する時に酸化し、やがて燃え尽きます。燃え尽きる前に繁殖する訳です。一方で、繁殖する前に死に絶えてしまっては何にもなりませんので、環境に負ける事なく変化していきます。 つまり、どれだけ変化できるか、どれだけ繁殖できるか、がある意味では生物の生命力とも言えます。繁殖は時期的な行動ですが、変化は恒常的な行動です。音楽が、生物の変化にどう関わってくるか、面白そうですね。 |